前提記事:イオン化傾向
んさてさて。
イオン化傾向は
リーさん貸そかなまああてにすんなひどすぎる借金
Li K CaNa MgAlZnFeNiSn Pb(H2)CuHgAgPtAu
だったわけですがー
これはなんだったか、っていうと反応性の高さ、要するにどれだけ反応しやすいか、ってのを大きい順に並べたモノでした。
よってですねぇ、左にあるものほどいろんなアレと簡単に反応するわけで、右にあるものほどがんばってもなかなか反応しないわけなんですよー
で、今回の記事では、
「ジャーセンセイ、ソノ『イロンナアレ』ってナンナンデスカ?」
という内容を扱っていきたいと思ってるわけなんでございます。
今回扱う「イロンナアレ」はこちら。
・空気
・水
・酸
では1個ずつ見ていきましょうぜ
・空気との反応
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
今緑色をつけたこの4つ、具体的にはリチウムからナトリウムまでですがー
こいつらは、室温で空気中の酸素と化合して酸化します。
テレビでも実験でもなんでもいいけど、見たことないですかねー
あの、あれ。
リチウムとかナトリウムとかはナイフで切れるくらいやわらかい金属なんだけど、どう見ても金属っぽい色してないのね
それを、ナイフで切ると、見えた断面は金属光沢があってそれらしい色をしてる
なんだけど、次の瞬間一瞬にして色が変わって光沢がなくなる、あれ。
あれは、空気中で、室温で酸素と化合して表面が酸化してるからなんですねー☆
見たことないひとは想像してください(笑)
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
今緑色をつけた金属は、具体的にはアルミまでですが
加熱してやると、空気中の酸素と化合して酸化します。
最初の4つは、室温でもただでさえ反応するんだから、加熱したら余計反応しやすくなるにきまってんだろ!って感じに思っておいてくださいw
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
今緑色をつけた金属は、強熱すると酸化します。
いや、ただの加熱じゃだめなのよ、こう、ゴウァッァァアブワァァアアアっ!!!!!って、すげぇパワーですげぇ熱で熱するわけよ。そうすると反応するわけです。
強く熱する、略して強熱。
あ、ちなみに、水素だけ仲間はずれみたいになってますけど、そもそもこのコが金属じゃないのにここに入ってるのは、
この後でてくる「酸との反応」のところででてくるから、こうご期待w
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
んさて、最後に緑色をつけたこいつら。
こいつらは、空気とは反応しません。マジ萎えな奴らです。
あ、ちなみに。
「銀のアクセサリーとかさびるじゃんか!あれ酸化じゃないの??」という方のために説明をば。
実はあれは、「酸化」ではなくて、「硫化」らしいですよ。
空気中にいわずかに含まれる硫黄分、硫化水素と反応して、ちょっとずつ硫化銀に変化し、黒ずんでいくんだそうです。
温泉に銀のアクセサリーを持っていくとあっという間に黒くなってしまうのは、温泉に含まれる硫化水素が銀と反応するためなんですね。
・水との反応
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
こいつらは、室温で水と反応します。
ただ水をかけるだけで、またはただこいつらを水に放り込んでやるだけで、
それはもう
ブシュウワッァァアアアアアアッ!!!!っと。
その反応のときに熱と水素が発生しますが、その「熱」によって水素が発火して、次々でてくる水素が次々燃えて炎があがったりもします。
そういう、すげぇ燃え燃え萌え萌えな奴らです☆
あ、ちなみに、こいつらと水が反応する時の反応式、とか、そういうちゃんと書けないと点とれませんよ?w
2Na+2H2O→2NaOH+H2
こういうふうですよ☆自力で書けるようにしておきましょう。半反応式使ってもいいし。
あ、Caだけは1価ではなく2価の陽イオンになるので、上の式の水酸化ナトリウムNaOHのような1対1でくっついた奴ではなく、かわりに水酸化カルシウムCa(OH)2ができますよ。
つーわけで、多少係数がかわりますが、まあ、書けますよね。ていうか書けないと点数とれませんw
・・・・・
答え:Ca+2H2O→Ca(OH)2+H2
ンじゃ次。
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
今色をつけた5つは、熱水と反応します。
要するに、熱い、水。
・・・・・。そうですね。Mgが増えただけですね。
はじめの4つは冷水でいいけど、Mgはあっためないとダメです。
次。
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
はい。3つほど増えました。
こいつらは、高温水蒸気と反応します。
Al、Zn、Fe、アルミ亜鉛鉄、の皆さんは、水と反応するために必要な温度が、100度を超えてます。
100度を超えると水は水蒸気になります。
ということで、水と反応するためには、水は高温水蒸気に姿を変えなければいけないわけです。
あっつい、水蒸気。
そして。
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
右端まで色がついてることからお察しの通り、こいつらは水とは反応しません。
萎え萎えな奴らです。まったく。
・酸との反応
酸との反応は、式から考えるとわかりやすいです。
まず、普通の酸、希硫酸や希塩酸と反応するのはー・・・
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
そう、水素よりイオン化傾向が大きい人たち。
ようやく、イオン化傾向にどうして水素が入ってるのかがわかりますw
えーと、前回記事の復習になるんですけど
よりイオン化傾向の小さい(つまり右側にある)物質が、陽イオンになって水にとけてるとき
そこに、それよりもイオン化傾向の大きい(つまり左側にある)物質をいれたら、どうなりましたっけ?
チッチッチッ・・・・・・・チーン!(制限時間終了の音)
そうですね、イオン化傾向の大きい物質が水に溶けて、イオン化傾向の小さい物質が析出、つまり、溶けて見えなくなってたものが出現してきます。
んさて。
希硫酸や希塩酸は、何がどうなってるものでしたかというと、言葉がおかしいけど、
希塩酸は、水にH+とCl-が溶けているもの、(HClが水に溶けて電離したもの)
希塩酸は水にH+とSO42-が溶けてるものです。(H2SO4が電離したもの)
んさて。
ここに、例えばZnをいれてみると・・・・
ZnよりもH2のほうがイオン化傾向が小さいですね!
だから、Znがイオン化して溶けて、H2が溶けていた状態から気泡となって出現するわけですよb
金属が酸にとける、ってのは、こういうことだったんですね。
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
んさて。今回は2種類の色がついてます。
これらは、どちらも「酸化力の強い酸」と反応する金属たちです。
酸化力の強い酸とは、具体的には熱濃硫酸や硝酸なんかがそうですね。
んさて。上で、緑色をつけた物質たちは、さっきまでと同様に、水素を発生しながら水にとける、という反応をします。
・・・・が。ここが問題なんですが
黄色をつけた金属たちは、水素よりイオン化傾向が小さいので、水素が発生するという反応はしません!
そうなんですよ、さっきまでとは違う反応のしかたをするんです。
熱濃硫酸、硝酸、この人たちが、「酸」としてではなく「酸化剤」として働くんです。
ここが間違えがちなポイントですね。
「酸として働く」というのは、H+が反応する、アレです。上でやったやつ。
「酸化剤として働く」っていうトコロがポイント。
この記事に書いたように
「酸化剤として働く」=「自身は還元する」ということ!
熱濃硫酸H2SO4は、還元されるわけです。
すると、H、Oは基本的に酸化数は変化しませんから、ここで変化するのはSの酸化数
(酸化数の記事はコチラ)
還元されるので、Sの酸化数は減少して
何になるかっていうと、SO2になりますb
酸化数は、+6→+4 というように減少してますね。
これが、緑色の色をつけた物質と、黄色の色をつけた物質が反応するときの大きな違いです。
反応式にも大きな違いがでてきますが、それを詳しくやるほどこの記事にはスペースが残っていませんw
恐らくこの記事を読んでいる人の大半は、学校で化学を教わっている人だと思いますので、教科書を参考にするまたは先生に質問するといいでしょう。
・・・・・っていうか、授業で扱いましたよねw それの理解の補助をするのがこのサイト、ってもんです。
では最後。
LiKCaNaMgAlZnFeNiSnPb(H2)CuHgAgPtAu
こいつらは、非常に酸化力の強い酸
史上最強の酸化力を持つ酸である、王水と反応します。
うん。全部だね。
っていうか逆に、、最後のPt、Auの二つは王水としか反応しません
そういったほうがわかりやすいよねw
「王水」
濃硝酸と濃塩酸を、体積比1:3で混合したもの。
ちなみにこいつと反応するときも、水素が発生する反応ではなく、「王水」が還元される、酸化還元反応ですよ☆
あ、でも、水素より左側にある金属、リチウムから鉛までの金属は、やっぱり水素が発生する反応をしますよ。 そこを間違えないようにb
〜本日のまとめ〜
イオン化傾向の大きい金属ほど、反応しやすい。
Li、K、Ca、Naは、室温で空気とも水とも反応する。
Mg〜Feは、熱した水蒸気と反応する。(Mgは熱水でも)
Mg〜Hgは、加熱又は強熱すると空気中で酸化。
また、
水素よりイオン化傾向の小さい金属は、水素を発生しながら酸にとける
水素よりイオン化傾向の大きい金属(白金と金以外)は、酸化力の強い酸が酸化剤として働く反応をする
Pt、Auは、王水のみで反応する。
前提記事:イオン化傾向
・数学目次へ ・化学目次へ ・物理目次へ ・文系科目目次へ
========================================
ご意見、ご感想、文句、ご指摘、相互リンクの申し込み等
遠慮なくコメントやメールでどうぞ!
メールアドレスは右のバーの上のほうにあります。
他の記事へはトップページかサイドバーの目次からどうぞ。
トップページはこちら。
このサイトについて
========================================
2006年11月28日
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/28470111
この記事へのトラックバック
化学分からん
Excerpt: 深紅デス(≧▽≦) 夜中2時半まで起きてて、9時半まで寝てました♪一応勉強はしてたけど、あんまり遅くまで起きててもしょうがないね!!!化学必死でやってました。ハイ、私理系なのに化学が苦手です。モルとか...
Weblog: 偏差値40から東大受験
Tracked: 2007-04-01 11:29
http://blog.seesaa.jp/tb/28470111
この記事へのトラックバック
化学分からん
Excerpt: 深紅デス(≧▽≦) 夜中2時半まで起きてて、9時半まで寝てました♪一応勉強はしてたけど、あんまり遅くまで起きててもしょうがないね!!!化学必死でやってました。ハイ、私理系なのに化学が苦手です。モルとか...
Weblog: 偏差値40から東大受験
Tracked: 2007-04-01 11:29

こんな滑稽なブログなのにコメント頂いて感謝です☆
もしよろしければ相互リンクして頂けませんでしょうか?
既に貼ったのですが、ご確認いただけましたでしょうか??
返事が遅くなってしまって…(汗
リンク確認しました。
こちらもリンクしたのでこれからもお願いしまーす!
こちらこそ、よろしくおねがいしますb